世界中のテンセント従業員が協働しチャリティイベントを開催

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テンセントの「99 Giving Day」は、弊社が実施する世界最大のチャリティキャンペーンで、2022年にこのキャンペーンは8年目を迎えました。本年は弊社の募金プラットフォーム上での募金活動に加えて、テンセントの社員自身が恵まれない人々のために団結してチャリティイベントを開催しました。

Tencent Employees Around the Globe Work Together for Good

テンセントの従業員は、なぜこの「99 Giving Day」に対して貢献をするのか、その動機についてアムステルダム、香港、ソウル、シンガポールの本イベント担当者に話を聞きました。

Q.あなたのチームが取り組んだイベントはどのようなものでしょうか?

Lydia(アムステルダム):私たちは地元のチャリティ団体と協力して子供達に対して、キャリアを育成するための支援を行いました。若い世代と私達のキャリアパスを共有し、将来のキャリアの希望を叶えられるような計画を立てる手伝いをしました。

Lydia(香港):今年私達のチームでは、香港の慈善団体10団体の募金活動を支援しました。さらにTVB(香港のテレビ局)に「99 Giving Day」のテーマソングである「Together for Good」の広東語版の制作を依頼し、香港共融楽団(香港の障がい者と健常者の混合楽団)が編曲を行いました。

Sangjun(ソウル):私達のチームでは、指で触れることで読み書きができる点字を使った点字書の作り方を同僚が学ぶイベントを開催しました。このイベントで制作した点字本を韓国の盲学校に寄付しました。

Traven(シンガポール):私達のチームは、シンガポールの養護施設であるECON Healthcareに訪問してボランティア活動を行いました。中秋節に向けてお年寄りの方と一緒に月餅やランタンを制作しました。

キャリア育成イベントに参加する、アムステルダムのテンセント社員

Q.このプロジェクトチームでどのような役割をしましたか?また、なぜ参加しようと思ったのでしょうか?

Lydia(香港):プロジェクトチームのコミュニケーションリーダーとして、この有意義なイベントの認知度を高めたいと思いました。私は2020年に「99 Giving day」が香港ではじめて実施されたときから、この活動に参加しています。加えて、WeChat Pay 香港と協力して「Stamps for Food」プロジェクトも実施しました。このプロジェクトは、Wechat Pay 上での電子決済で生成された電子スタンプを利用して、食料を必要としている人に寄付を行えるという革新的なプロジェクトでした。

Traven(シンガポール):私は様々な組織に対してプロジェクトの目的を共有し、ボランティア活動への機会を求めて働きかけました。同僚に対してボランティア活動を行うことを働きかけた経験は、非常にやりがいがあり、また次回も参加したいと思ったきっかけにもなっています。

Q.この「99 Giving Day」の取り組みはなぜ重要だと思いますか?

Lydia(アムステルダム):子どもたちの多くは、自分自身のキャリアに対して確信を持つことができません。その多くは自分自身が何に興味を持っているのかを見つけられておらず、また、自身のこれからの選択肢についても詳しくないからです。私たちは、そんな彼らに対してキャリアの可能性について示し、興味のある業界に対して強みやスキルを持ち合わせるための支援をしていきたいと思っています。

Lydia(香港):「One Flower, One Dream = 1つの花に、それぞれの夢を」が今年の「99 Giving Day」のテーマです。「小さな紅花と一緒に、よいことをしよう」というアートイベントを立ち上げ、香港の慈善団体である「保良局(Po Leung Kuk」傘下25の小学校の6,000人の児童がテンセントによるチャリティ活動のシンボルの小さな紅花を描き、喜びと希望のメッセージを表現しました。本プロジェクトでは、支援を必要としている児童やその家族も課外活動に参加することで、それぞれの夢を追求できるよう、どんな人でも歓迎しました。

※保良局:香港の孤児院、教育、老人ホーム、デイケアサービスなどを展開する慈善団体。設立の根拠は香港法律「保良局条例」に基づく団体。

Sangjun(ソウル):9月8日はユネスコ、国際連合教育科学文化機関の定める国際識字デーでした。実は視覚障害者のうち13.5%の人しか点字本を読むことができず、さらに、韓国の視覚障害のある子どもたちには世界の点字本のうちわずか1%しか提供されていないのでした。だからこそ、私は今回のイベントで作られた点字本が、そんな子どもたちに送られる本の一部になれることを誇りに思っています。

Traven(シンガポール):なぜ私達自身が仕事をしているのか、ということを忙しい日常から離れて思い出す良い機会でした。最終的に私達の仕事の本質は、「#TogetherForGood = 良いことをみんなで」のハッシュタグのように社会に貢献するということなのです。

盲学校の生徒に点字本を寄付するテンセント韓国の従業員

Q.「99 Giving Day」は、あなたにとってどのような意味がありますか?

Lydia(アムステルダム):「99 Giving Day」を通じて私が学んできたことを社会に対して還元し、役に立てることです。

Lydia(香港):ここ香港で「99 Giving Day」に私が参加したのは3回目でした。今年はより多くの慈善団体と協働し、音楽に対する共通の愛を通じてより多くの香港の人々に手を差し伸べることで、これまでよりも大きな影響を与えることができました。

Traven(シンガポール):私が人々に贈り物をする精神を常に心に留めておくことを思い出させてくれる、そんな恩返しをする日でした。

Q.イベントを企画する中で、思い出に残っていることはありますか?

Lydia(香港):台風が上陸する前日のとても蒸し暑い日に、ミュージックビデオの撮影を行ったときのことです。2人の歌手に、10人のミュージシャン、そして10人のテンセントのボランティアとその家族、さらにはマスコットキャラクターの「little safflower = 小さな紅花」と「TVBuddy =TVB(香港のテレビ局)のマスコットキャラクター」もその場にいましたが、屋外の数時間の悪天候に全員が耐えなければならなかったことです。

Traven(シンガポール):同僚たちとブレインストーミングをしたときのことです。あまりにも選択肢が多すぎてどれを選ぶのかが大変でしたが、より多くのことを「99 Giving Day」通じてできたと思います。

Sangjun(ソウル):視覚障害のある児童たちが抱えている現在の教育上の課題を知り、従業員が非常に驚いたことです。そして、そんな児童たちをどうすればさらに支援できるのかを考えたことです。

ミュージックビデオの撮影に参加するテンセント香港のボランティアとその家族

Q.この「99 Giving Day」を一言で表すと?

Lydia(香港):「Together = 一緒に」です。今回のプロジェクトでは、私を含む様々なチームからボランティアが参加したからです。

Traven(シンガポール):「喜び」です。この「喜び」はボランティアを組織することでの喜びと、ボランティアから受け取る喜びの両方の喜びを指しています。この「喜び」という言葉がこれからも世界に広がっていけば良いと私は願っています。

Sangjun(ソウル):「サプライズ」です。私たちは視覚障害のある人達が社会から受けられる支援の少なさに驚かされました。視覚障害のある人々に対しての社会的な認知度を高めて、教育支援や職業訓練といった適切な支援を受けることができるようにしたいと思っています。

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